昨日のちょっとした思考実験。「なぜ料理は後から調味料を入れた方が美味しくなるのか」をすでに実践し、さらなる旨味を作ったという母のやり方です。

メイン料理は肉豆腐…… に見えて、車麩が入っています。つまり、肉と煮汁の旨味をこちらに吸収させるというやり方。
では、そのとき何が起こったかをmermaid.jsで見てみましょう。
敢えての「暴力的介入」の名にふさわしい逸品となっていました。
昨日のちょっとした思考実験。「なぜ料理は後から調味料を入れた方が美味しくなるのか」をすでに実践し、さらなる旨味を作ったという母のやり方です。

メイン料理は肉豆腐…… に見えて、車麩が入っています。つまり、肉と煮汁の旨味をこちらに吸収させるというやり方。
では、そのとき何が起こったかをmermaid.jsで見てみましょう。
敢えての「暴力的介入」の名にふさわしい逸品となっていました。
筆者は弁当を作る際、スープジャーを用いて汁物を毎回作っていますが、教わったり実感として体験した

この一見して矛盾に見える調理法がなぜ理にかなうのか?
これを少し調べてみました。この現象を紐解く鍵は、主に
の2点にあります。
以下、AIと壁打ちしながら得た結論です。
料理の基本は、食材の中に水分(だし汁)や調味料を送り込むことです。しかし、野菜や肉の細胞は「細胞膜」や「細胞壁」で守られており、いきなり濃い味(塩分や糖分)を加えると、逆効果になることがあります。
調味料の「分子の大きさ」も関係しています。
先に塩分(醤油や塩)を入れてしまうと、組織が引き締まってしまい、後から大きな分子である砂糖が入り込めなくなります。
そのため、まずは組織をふっくらさせ、甘みを先に入れ、最後に塩分で味を固定するという順序が科学的にも推奨されます。
実は、煮込んでいる最中よりも、「温度が下がっていくとき」に最も味が染み込みます。
「最後に味を調える」という工程は、この冷却による吸収の直前で、最も美味しい状態の煮汁をスタンバイさせる重要なステップなのです。
肉や魚も原理は似ていますが、特に「タンパク質の変性」が加わります。
これが一番の問題かもしれません。
醤油や味噌、酒といった調味料の芳香成分は、長く煮すぎると熱で飛んで(揮発して)しまいます。
最後に加えることで、素材の味を引き立てる「香り」や「風味」を最大限に維持できます。
「だし汁で煮てから、最後に味を付ける」のは、食材のゲート(組織)を優しく開けてから、主役の味を招待するという、極めて効率的なアプローチです。
sequenceDiagram
participant F as 食材
participant W as 水・出汁
participant S as 調味料
Note over F, S: 【フェーズ1:早すぎる介入】
S->>W: 調味料(醤油・塩・砂糖)を全投入
Note over W: 出汁の濃度が最初から極めて高い状態
Note over F, W: 【フェーズ2:細胞の防衛反応】
W-->>F: 高濃度の液が細胞壁に接触
F->>W: 浸透圧により<br />細胞内の水分が急激に脱出
Note right of F: 細胞が脱水し、<br/>タンパク質が強固に凝固(締まる)
Note over F, W: 【フェーズ3:浸透の遮断】
W-x F: 旨味成分が中に入ろうとするが、<br/>硬くなった表面(鎧)に阻まれる
F-x W: 食材自体の旨味も外に出られなくなる
Note over F: 外側だけ味が濃く、中はパサパサで硬い<br/>「味の染まない煮物」の完成
sequenceDiagram
participant F as 食材
participant W as 水・出汁
participant S as 調味料
Note over F, W: 【フェーズ1:基盤構築】
W->>F: 加熱された出汁が細胞壁を軟化
F->>W: 食材自身の旨味を放出
Note right of F: 細胞がふっくらと開き、<br/>受け入れ態勢が整う
Note over F, S: 【フェーズ2:味の介入】
S->>W: 調味料(醤油・塩)を投入
Note over W: 出汁の濃度が上昇(浸透圧の差が発生)
W->>F: 浸透圧により味が細胞内へ移動
F->>W: 余分な水分を排出
Note over F, W: 【フェーズ3:定着】
Note right of F: 火を止め、冷却される過程で<br/>さらに味が奥まで引き込まれる
Note over F: 中心まで味が染みた状態
以前、『スーパードクターK』(或いは『ドクターK』)にあった
「理を料(はか)ると書いて料理」
とはよく言ったもの。昔ながらの作法が理にかなっているのは経験則という学びの結果だと思いました。
この検証時に持って行ったのはそれだけではありませんでした。

弁当箱とスープジャー。
そして、画像から見えていませんが、ついでに持って行ったハムとレタスのサラダがこの時の食事のMVP。サラダというよりはゆずポン酢の酸味と塩気が体にしみたという形です。

道中で購入したロールケーキの甘さもガツンときました。

キャンプ用のローバックチェア。これを折りたたみ自転車と合わせてみたらどうなるだろうかと思いながら輪行してみました。

この通り、鞄で運べるレベルになるのがブロンプトンの強み。

輪行→自走後、レインボーブリッジの真下に到着。

ここで広げたのが、この、ローバックチェア。冒頭に示した収納ケースごとフロントバッグにも入りました。
この椅子を広げて思ったことは
が加わった形。ここから荷物の加減乗除をしていながら、最適化を図っていきたいです。
RHEL系Linux(Rocky Linux 9)にZabbixサーバを構築したときのメモです。
php.ini)Zabbix Web UI の動作要件に合わせて PHP のパラメータを修正します。おそらく多くの方がWebインストールした後に怒られる設定です。
sudo cp -pi /etc/php.ini /path/to/backup/directory/php.ini.$(date +%Y%m%d)
任意のバックアップディレクトリを指定します。
diff -u /path/to/backup/directory/php.ini.$(date +%Y%m%d) /etc/php.ini
差分がなければバックアップ成功です。
post_max_size = 16M (8M から変更)max_execution_time = 300 (30 から変更)max_input_time = 300 (60 から変更)上記は例です。環境に合わせましょう。
diff -u /path/to/backup/directory/php.ini.$(date +%Y%m%d) /etc/php.ini
+の箇所に修正した値になっていることを確認します。
sudo systemctl restart php-fpm
2026年4月の最新パッケージである7.0.xを使うため、レポジトリを追加します。
sudo rpm -Uvh https://repo.zabbix.com/zabbix/7.0/rocky/9/x86_64/zabbix-release-latest.el9.noarch.rpm
sudo dnf clean all
この指定が地味に詰まりました。
sudo dnf install -y --disablerepo=epel \
zabbix-server-mysql \
zabbix-web-mysql \
zabbix-apache-conf \
zabbix-sql-scripts \
zabbix-selinux-policy \
zabbix-agent2
MySQL (MariaDB) に Zabbix 用の DB とユーザーを作成し、初期スキーマをインポートします。
mysql -u root -p
CREATE DATABASE zabbix CHARACTER SET utf8mb4 COLLATE utf8mb4_bin;
CREATE USER 'zabbix'@'localhost' IDENTIFIED BY 'あなたのパスワード';
GRANT ALL PRIVILEGES ON zabbix.* TO 'zabbix'@'localhost';
SET GLOBAL log_bin_trust_function_creators = 1;
EXIT
→ SET GLOBAL log_bin_trust_function_creators = 1;を指定しないと、zabbixに必要なスキーマを拒否することがあります。
zcat /usr/share/zabbix-sql-scripts/mysql/server.sql.gz | mysql --default-character-set=utf8mb4 -uzabbix -p zabbix
mysql -u root -p -e "SET GLOBAL log_bin_trust_function_creators = 0;"
インポート後にこれを行っておかないと、MySQLがインジェクションとなり得るスキーマを許可することがあります。
サーバー本体が DB に接続するためのパスワードを設定します。
/etc/zabbix/zabbix_server.conf を以下のように修正します。
修正箇所:
DBPassword=あなたのパスワード (コメントアウト # を外して追記)上記、dnfで設定した標準設定を無効化し、/etc/httpd/virtual/ 配下で管理するように変更します。
これは、「一つのサーバにWebサーバとZabbixを同時に立てる必要がある」などで重要なテクニックです。
sudo mkdir -p /etc/httpd/virtual
sudo mv /etc/httpd/conf.d/zabbix.conf /path/to/backup/direcotry/zabbix.conf.$(date +%Y%m%d)
/etc/httpd/virtual/zabbix.conf
等として、以下のようなファイルを作ります。
<VirtualHost *:80>
# 自分の環境に合わせます
ServerName zabbix.example.com
DocumentRoot /usr/share/zabbix
<Directory "/usr/share/zabbix">
Options FollowSymLinks
AllowOverride None
Require all granted
</Directory>
# FPM設定
<FilesMatch \.php$>
SetHandler "proxy:unix:/run/php-fpm/www.sock|fcgi://localhost"
</FilesMatch>
# 任意のログディレクトリを指定します
ErrorLog /var/log/httpd/zabbix_error.log
CustomLog /var/log/httpd/zabbix_access.log combined
</VirtualHost>
全てのコンポーネントを起動し、必要なポートを開放します。これも地味にはまるポイントです。
sudo systemctl enable --now zabbix-server zabbix-agent2 httpd php-fpm
sudo firewall-cmd --permanent --add-service={zabbix-server,zabbix-agent,http}
sudo firewall-cmd --reload
http://(ServerName)/ にアクセス。Admin (Aは大文字)zabbix
RHEL系(AlmaLinux / Rocky Linux 9等)にWebサーバーApacheをインストールします。最近のトレンドはNginxではあるものの、以下のメリットを考慮してApacheを選択します。
mod_security(WAF)による防御。dnfを使用してインストールします。サーバー移設などでハマりやすいのが「設定は正しいのにページが表示されない」現象です。RHEL系ではデフォルトで強力なファイアウォール(firewalld)が動作しており、ポート80/443を明示的に開放する必要があります。
SSH接続(ポート22)は許可されている前提で進めます。設定を誤るとリモート操作ができなくなるため、慎重に行いましょう。
sudo firewall-cmd --permanent --add-service=http
sudo firewall-cmd --permanent --add-service=https
sudo firewall-cmd --reload
sudo firewall-cmd --list-all
services の欄に http と https が含まれていればOKです。
RHEL系ではApacheのパッケージ名は httpd です。
sudo dnf update -y
sudo dnf install httpd -y
httpd -v
-(表示例)-Server version: Apache/2.4.57 (AlmaLinux)
sudo systemctl enable --now httpd
systemctl status httpd
enabled と active (running) を確認します。
RHEL系の設定ファイルは /etc/httpd/conf/httpd.conf です。
sudo cp -pi /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/httpd.conf.$(date +%Y%m%d)
※任意のバックアップディレクトリを指定してください。
diff -u /etc/httpd/conf/httpd.conf.$(date +%Y%m%d) /etc/httpd/conf/httpd.conf
エラーがないことを確認します。
セキュリティ向上のため、署名の非表示化とサーバー名を追記します。
sudo bash -c "cat >> /etc/httpd/conf/httpd.conf" << 'EOF'
# Custom Settings
ServerSignature Off
ServerTokens Prod
ServerName example.com:80
EOF
※ example.com の部分は、ご自身のドメイン名またはホスト名に置き換えてください。
diff -u /etc/httpd/conf/httpd.conf.$(date +%Y%m%d) /etc/httpd/conf/httpd.conf
末尾に指定した3行が追加されていることを確認します。
sudo httpd -t
Syntax OK と表示されることを確認します。
sudo systemctl restart httpd
curl -I http://localhost
以下のように、Server ヘッダーが Apache のみ(バージョン情報なし)になっていれば成功です。
HTTP/1.1 200 OK
Date: ...
Server: Apache
...
ちょっとしたミスで地獄行きになるところだったので、自戒を込めてメモを記します。
「DNSの設定変更中、Aレコードとシリアル番号を間違えて登録するところだった」
なお、LinuxのDNS、BINDを用いての作業です。
DNSレコードの設定は、インターネット上の住所録を書き換えるような作業です。一歩間違えると、メールが届かない、ウェブサイトが見られない、あるいは悪意のある第三者に通信を乗っ取られるといった甚大な被害に直結します。
というか、やらかしかけました。
なぜこれほどまでに慎重さが求められるか? 改めて、「自分に言い聞かせるレベルで」メモをします。
DNSは「一度間違えると修正が反映されるまで時間がかかる」という特性があるため、ミスが致命傷になりがちです。
AレコードやCNAMEの記述ミスにより、全世界からサイトやAPIへの接続が断たれます。
MXレコードの設定ミスは、ビジネス連絡の遮断を意味します。また、SPF/DKIM/DMARCなどの送信ドメイン認証に不備があると、正当なメールが「迷惑メール」として破棄されます。
これがある意味の恐怖です。不要になった外部サービス(SaaS等)へのCNAMEを残し続けると、そのドメインを第三者に取得され、せっかくのブランド名で偽サイトを運営されるリスクがあります。
後述するTTLの設定により、間違った設定が世界中のキャッシュサーバーに残り続け、即座に修正しても数時間は復旧しないことがあります。
BIND(Berkeley Internet Name Domain)のようなテキストベースの管理では、私のようなエンジニアの「うっかり」が原因で同期不全が起きることがよくあります。
BINDのゾーンファイルには、SOA (Start of Authority) レコード内にシリアル番号が存在します。
BINDでは、FQDN(完全修飾ドメイン名)の末尾にドットを付け忘れると、オリジンのドメイン名が自動的に付加されてしまいます。
example.com と書くべきところを example.com.(末尾ドットあり)としなかった場合、example.com.example.com. という意図しないレコードとして解釈されます。これに関してはAIと壁打ちしながら設定しました。
作業の数日前から、対象レコードのTTLを短く(例:300秒など)設定しておきます。
ファイルを保存した後、サービスを再起動(reload)する前に必ずチェックコマンドを叩く習慣をつけます。
named-checkzone [ドメイン名] [ゾーンファイル名]
`
ゾーンファイルの整合性確認(シリアル番号の形式ミスなども検知できます)
シリアル番号は YYYYMMDDNN(日付+その日の更新回数)の形式で運用するのが一般的です。
例: 2026年4月16日の1回目の修正 →
2026041601
この、第三者が見ても分かる増分をやりましょう。極端な話
のような「ローマ的増分」は分かっているのが自分であっても混乱の元です。
設定を反映したら、自分のPCのブラウザで確認するだけでなく、外部から正しく引けるかを確認します。
dig @8.8.8.8 example.com A
dig @[セカンダリDNSのIP] example.com A
DNS設定は、「間違えた瞬間に世界中にそのミスが拡散し、しかもすぐには消せない」という怖さがあります。
特にBINDなどの手動管理では、「シリアル番号のカウントアップ」と「末尾のドット」を指差し確認するだけでも、トラブルの多くを回避できます。作業前のTTL短縮と、作業後の多角的な検証をセットで行うようにしましょう。
拙稿にて、ドメインを掲げる意味として
の3つを挙げています。また、池波正太郎の
「人間、落ちるところへ落ちてしまっても、なにかこう、この胸の中に、たよるものがほしいのだねえ」
「たよるもの、ねえ…」
「いえば看板みたいなものさ」
「かんばん、かね…?」
「人間、だれしも看板をかけていまさあね。旦那のお店にもかけてござんしょう」
――『にっぽん怪盗伝』
にも感銘を受けています。「ちょっとしたミスによって看板に泥を塗る」事態が起きかけたという話でした。
機会があったのでメモです。
仮想マシン用の論理ボリューム(LV)を作成します。
sudo lvcreate -L 500G -n vm_host VMdisk
予め作成されていたcockpitにブラウザからログインします。
VMLVM ボリュームグループVM (※/dev/を含まないVG名のみを入力)4 / vCPU数: 42 / ソケットごとのコア: 2 / コアあたりのスレッド: 1既存のストレージ/dev/VMdisk/vm_host を選択。cdrom を追加し、最上位(1番目)にドラッグして移動。Bridge to LAN を選択。
筆者のvpsに訪れる攻撃者。基本や最新のトレンドまで多くのパターンがあります。
そんな中、1分の間に大量の情報略取を試みる攻撃者のログがありました。
これらを紹介します。
例によって、テロリストに名前を与えないという哲学の元、アクセス者のグローバルIPは晒しません。
[Tue Apr 14 --:--:-- 2026] [security2:error] [client 192.0.2.10] ModSecurity: Access denied with code 404 (phase 1). [msg "[CUSTOM RULE] Host header is a numeric IP address. Blocked immediately."] [hostname "vps.example.jp"] [uri "/"]
[Tue Apr 14 --:--:-- 2026] [security2:error] [client 192.0.2.20] ModSecurity: Access denied with code 404 (phase 1). [hostname "vps.example.jp"] [uri "/.env"]
[Tue Apr 14 --:--:-- 2026] [security2:error] [client 192.0.2.20] ModSecurity: Access denied with code 404 (phase 1). [hostname "vps.example.jp"] [uri "/sendgrid.env"]
[Tue Apr 14 --:--:-- 2026] [security2:error] [client 192.0.2.20] ModSecurity: Access denied with code 404 (phase 1). [hostname "vps.example.jp"] [uri "/web/.env"]
[Tue Apr 14 --:--:-- 2026] [security2:error] [client 192.0.2.20] ModSecurity: Access denied with code 404 (phase 1). [hostname "vps.example.jp"] [uri "/static//etc/passwd"]
[Tue Apr 14 --:--:-- 2026] [security2:error] [client 192.0.2.20] ModSecurity: Access denied with code 404 (phase 1). [hostname "vps.example.jp"] [uri "/static//home/user/.aws/credentials"]
どのようなファイルを見ようとしているのか?
/settings.py (Django),/config.js (Node.js),/.env/sendgrid.env/.env.local/application.yml/database.yml (Rails)/static//etc/passwd/static//etc/shadow/static//proc/self/environshadow ファイルなどは、ログイン情報の心臓部です。/etc/passwd が奪われれば、サーバー内のユーザー一覧が露呈し、次の攻撃の正確な座標を与えてしまうでしょう。/etc/shadow も暗号化されているとは言え、ローカル環境でハッシュ値を割り出されてしまいます。/proc/self/environ が読めると、実行中のプロセスの環境変数が丸見えになり、壊滅的な被害に繋がります。/staticこれは、特定のWAF(Webアプリケーションファイアウォール)や、リバースプロキシの設定(Nginxのエイリアス設定の不備など)をバイパスしようとする試みです。正規化の過程で // が / に変換される挙動を悪用し、本来アクセスできないディレクトリの外側へ飛び出そうとしています。/static//home/user/.aws/credentials彼らは「置き忘れ」や「甘い設定」を狙っています。
などは組織の運用であって、攻撃者はそういうところが絶好のカモにしています。これは、私にも跳ね返る言葉ですが:
「ポーカーを始めて30分が過ぎても誰がカモか分からなければ、あなたがカモだ」
のウォーレン・バフェットの言葉はサーバ管理でも通用するというお話しでした。
UbuntuのLAMPサーバの環境確認に使える一式のワンライナーの紹介です。
echo -e "| Item | Version / Status |\n|:---|:---|\n| **OS** | $(lsb_release -d | cut -f2) |\n| **Memory** | $(free -h | awk '/^Mem:/ {print $2" (Used: "$3")"}') |\n| **Web Server** | $({ apache2 -v 2>/dev/null || nginx -v 2>&1; } | head -n 1 | sed 's/^[ \t]*//') |\n| **PHP** | $(php -v 2>/dev/null | head -n 1 | cut -d' ' -f1,2 || echo "Not Installed") |\n| **PHP-FPM** | $(systemctl list-units --type=service | grep -o 'php[0-9.]*-fpm' | tr '\n' ' ' | xargs || echo "Not Running") |\n| **DB** | $(mysql -V 2>/dev/null | grep -oE '[0-9]+\.[0-9]+\.[0-9]+' | head -n1 | sed 's/^/MySQL /' || psql --version 2>/dev/null || echo "Not Installed") |\n| **Node.js** | $(node -v 2>/dev/null || echo "Not Installed") |\n| **Python** | $(python3 -V 2>/dev/null || echo "Not Installed") |\n| **Ruby** | $(ruby -v 2>/dev/null | cut -d' ' -f1,2 || echo "Not Installed") |"
このコマンドは echo -e を使用して、1つの大きな文字列を出力しています。
| Item | ... |:Markdownの表ヘッダーを作成しています。$( ... ):コマンド置換と呼ばれる仕組みです。カッコ内のコマンドを先に実行し、その結果を文字列の中に埋め込みます。| 項目 | 実行している処理の内容 |
|---|---|
| OS | lsb_release -d でOSの説明行を取得し、cut -f2 でタブ以降のOS名(Ubuntu…など)だけを抜き出しています。 |
| Memory | free -h でメモリ情報を取得。awk を使って「全容量($2)」と「使用量($3)」を抽出して整形しています。 |
| Web Server | { apache2 -v || nginx -v } で両方を試し、見つかった方の1行目を表示。sed で行頭の余計な空白を消しています。 |
| PHP | php -v の1行目から、cut を使って「PHP 8.x」のような名称とバージョンのみを取得しています。 |
| PHP-FPM | systemctl で起動中のサービス一覧から php*-fpm に一致するものを探し、tr と xargs で横一列に並べています。 |
| DB | まず mysql -V を試し、バージョン番号を正規表現で抽出。それがなければ psql(PostgreSQL)を確認します。 |
| Node / Python | それぞれ -v または -V オプションでバージョンを確認。インストールされていなければ "Not Installed" を返します。 |
| Ruby | ruby -v の結果から、最初の2単語(例:ruby 3.x)だけを抜き出しています。 |
実行すると、以下のような表がターミナル(またはMarkdown対応のエディタ)に表示されます。
| Item | Version / Status |
|---|---|
| OS | Ubuntu 24.04.4 LTS |
| Memory | 5.8Gi (Used: 3.8Gi) |
| Web Server | Server version: Apache/2.4.58 (Ubuntu) |
| PHP | PHP 8.3.30 |
| PHP-FPM | php8.3-fpm |
| DB | MySQL 8.0.45 |
| Node.js | v20.19.2 |
| Python | Python 3.12.3 |
| Ruby | ruby 3.2.3 |
サーバー構築直後の確認や、GitHubのIssueに環境情報を貼る際にとても重宝するものです。
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